―以前のお仕事について教えてください

  広告代理店で2年半ほど、中小企業の販促活動としてPOPやチラシ広告などの制作営業をしていました。転職活動当時は自分のやりたいことがわからず、広告業界であれば様々な業種の人に会って見聞を広められるかもしれないと思って、異業種から飛び込みました。実際に仕事をしていく中で様々な顧客と接することができましたし、携わった仕事に反響があったことでまたお仕事をいただいたりするようになって、広告って面白いなと思うようになりました。
 一方で、受注する仕事の大半が短納期・ハイクオリティ・ローコストの競争になってきているのも感じていました。それで、成長しつつあったインターネット広告に興味を持ち、再度転職したんです。その時、履歴書の趣味欄に「ゴルフ」と書いていたのがきっかけで、当時転職先の子会社だったGGMG(旧㈱ALBA)に出向することになりました。紙から離れるはずだったのに…(笑)。結局そのままこの会社で働くようになり、十数年になります。

―これまで携わってきた業務について教えてください

  入社後、まず雑誌『ALBA』を理解するために編集をやってくれと言われて、ALBA編集部に配属されました。2年目からは営業としてゴルフ場予約事業に携わり、千葉を駆け回っていました。そんな中、社内で事業を作ろうという企画があり、そのひとつとして生まれたのが女性向けゴルフ雑誌『Regina』でした。2号目が発行されたときに正式に事業部になり、そこから4年ほどRegina事業部で営業をしていました。当時は化粧品やアパレル関係の広告営業から、販促物作成、書店営業のようなことまで、幅広く行っていました。その後、ALBA営業部に異動して『ALBA』や「ALBA.Net」の営業に携わるようになり、現在に至ります。入社した時と比べると、今は自社媒体の種類も、自社で扱うメディアの種類も増えたので、他の社員よりも色々とマルチにやってきた方かなと思います。

―現在の業務について教えてください

 ALBA営業部のマネージャーとして、自身の数値目標はもちろん、部署全体の予実管理も行っています。営業の業務は、クライアントのニーズに応じた魅力ある商品を企画してプレゼンし、発注をいただいたら、それをしっかり作り上げて納めることが基本になります。そのために、部内でアイデアを共有したり、時には編集側と調整をしたりしながら、より良い商品を提供できるよう努めています。
 ALBA営業部で提案する媒体は、雑誌、Web、イベント、動画など多岐にわたります。広告の撮影にもよく同行しますが、それはALBAブランドを信頼して任せてくださったクライアントのため、それぞれオーダーメイドでプロモーションクリエイティブをアウトプットするためです。例えるなら、分譲住宅ではなく注文住宅をイチから受注して、期待以上のものをお渡しするイメージでしょうか。そのためには、腕のいい職人(編集者)が必要ですし、彼らをどれだけ味方につけクリエイティブをコントロールできるかも重要になってきます。
 決まったものをただ販売することは誰にでもできますが、そうではなく自分だからできること、自分にしかできないことを付加価値として感じてもらえるように日々取り組んでいます。少し大げさに言えば、営業自身が差別化となってクライアントに選んで頂けるかどうかが重要だと考えています。

―一番達成感があったことは?

 2011年に大手ギアメーカーの担当を任せてもらった時は「やった!」と思いましたね。内部的な話になりますが、当時ギアメーカーなどのメインクライアントは、ゴルフの理解が浅い人には容易に任せられないとの判断でベテラン営業が担当し、新人は新規営業を担当するのが主流でした。そんな環境でも「どうせやるなら楽しもう」というのが自分のスタンスなので、ゴルフの会社に入ったからには一生懸命ゴルフをやろうと思い、たくさん練習してラウンドを重ね、3年経った頃にはスコア75を出せるほどに上達していました。
 やはり努力していると周りで見てくれている人はいるもので、組織変更のタイミングで「大日方はゴルフ好きだし上手だし、彼ならメインクライアントを任せられるのではないか?」と推薦してくれた人がいたそうです。自分の仕事に対する姿勢が評価されて、メインクライアントを持たせてもらえた、という喜びを感じたのをすごく覚えています。
 ギアメーカーを担当するようになってからは、新商品の発売だとか、発売に対してどのようにプロモーションしていくかといった経験を重ねていき、そういうサイクルがわかってくると、自分もゴルフ媒体の営業として「らしくなってきたな」という実感がありましたね。

―GGMGの営業部に向いているのはどんな人ですか?

 業務的な面では、コミュニケーション能力が一番重要だと思います。雑誌もWebニュースも、毎回毎回、人に取材してイチから記事を書いて作っていくものであって、一回作って長期間販売するものとはやはり違います。受注したものを作るにしても、自分の考えを伝えて、編集担当やクライアントとのコンセンサスを取って、スケジュール管理、進行管理もして…全てにおいて自分が主体となってコミュニケーションを取る必要があります。短期間のうちに売り物が変わる中で差別化を図り、質の良いものを提供するためには、待ちの姿勢でいるのではなく、相手と主体的にコミュニケーションできる能力が必要不可欠です。
 加えて、一緒に働くのであれば考え方が柔軟で、試行錯誤しながら物事の理解を深められる人だと良いですね。頭でっかちにならずに何でもやってみて、やりながら一つ一つ意味を理解する。そうして点で覚えたものを線にして、立体にしていけるような人であれば、次第に物事の本質を捉えられるようになると思います。そうすれば応用が効くようになりますし、ポイントを外すこともありません。本質を理解して相手に共有できていないと、どこかでお互いの認識がずれて、トラブルがあった場合に深い問題になる可能性もあります。

―GGMGにマッチしそうなのはどんな人ですか?

 ゴルフというスポーツ、ゴルフ用品、ゴルフに関する情報、それら全てをアイデア次第で仕事にする事ができるところが、この仕事の一番面白い部分だと思うので、ゴルフが好きじゃない、好きになろうと思えないのであれば、GGMGでなくても良いんじゃないかと思います。逆に、ゴルフに興味があるとか、始めてみたいと思っているのであれば、いっそのこと仕事にしてしまえば良いと思います。やっぱりゴルフが好きな人の方が、取材でプロゴルファーに会えたり、仕事の一環でラウンドしたりとか、そういうゴルフの何かしらに常に触れている環境を楽しめるでしょうし。私も仕事にしてからゴルフを好きになったタイプですが、ゴルフができると色んな人との接点が増えて繋がっていけるので、面白い生涯スポーツだと思いますよ。

―今後の展望を教えてください

 プレイヤーとして、今まで担当したことがないクライアントを担当してみたい気持ちもありますが、マネージャーとして直接の担当を持たずに、管理面を強化していきたいという気持ちの方が今は強いです。現状はプレイングマネージャーなので、個人の仕事をしっかりと務めながら、部全体の管理も行っています。どちらも十全にできるのが理想ではありますが、キャパシティに限りがある以上、手が届く範囲にも限りが出てきてしまうのが現実で、そこがもったいないと感じています。部員と一緒にクライアントに向き合いながら、各担当者の意見と自分のノウハウを掛け合せて提案の幅を広げたり、部内の状況や数値目標を管理したり効率化を図るなどして、部全体に相乗効果を生み出していけるようになりたいと思っています。そういった働きかけをすることによって、数値目標を大きく達成させる経験をしてみたいですね。

―ゴルフの平均スコアとベストスコアを教えてください

 ベストは75です。今の平均スコアは90前後ですね。昔は90とか絶対叩かなかったんですが…。ゴルフに行く時は、プライベートも兼ねて、クライアントや業界関係者の方と行くことが多いです。